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小規模で始めるリモートライブ

ウェビナー機能でステージを生配信

ZOOMなどのリモート会議システムは、複数の参加者が双方向にコミュニケーションするツールとして、会議だけでなく飲み会などにも使われています。

実はそれ以外に、ステージを一方的に配信するセミナー向けの機能があります。「WEB+セミナー」でウェビナーと呼ばれている機能です。

これを使えば、ライブハウスで催しているステージを世界中に生配信することが出来ます。

スマホだけでもリモート配信できる

コンサートホールで、本格的なリモートライブには、映像機材や、それらを扱うスタッフなど、大掛かりな準備が必要です。
しかし、ライブハウスであれば、スマホ一つでもリモートライブを配信することが出来ます。
ステージ全体を画角に収めて、全体を撮影しても、演者の様子がつぶさに映るからです。

客席中央に三脚を立てて、スマホで撮影しながら配信するだけでも十分なわけです。
予算に余裕があるなら、CCDカメラを複数設置し、表情のアップなど、複数の画角を切り替えながら配信することもできます。
その場合は、映像と音声をPCを使って配信することになります。

リモートライブの配信方法

定点撮影で、リモートライブ配信する上で必要な機材は、次の通りです。

1.スマホまたはCCDカメラ
2.PAの音声を分配する機器
3.「1と2」を配信するPC

スマホで直接配信することもできますが、音声のクオリティを考えると、PAから直接取り込んみ、PCで配信するほうがいいでしょう。

配信は、ZOOMなどのウェビナーシステムを通じてネット配信されます。
観客は、直接ウェビナーのサイトから観賞できるほか、ライブハウスのHP上で鑑賞させることもできます。

リモートライブのチケット販売

リモートライブのチケット販売は、通常のチケットだけでなく、ダウンロード販売を使うこともできます。
また、通常のチケットも、ダウンロード販売に加えることも可能です。

ダウンロード際の決済は、PayPalやクレジットカードを利用するのであれば、比較的簡単に設定できます。
未成年の利用者を考えると、PayPalであれば、銀行口座から直接支払えるので、便利です。
その他、PayPayやLinePayの利用も考えられますが、設定には少々工夫が必要になります。

ダウンロードで販売するのは、リモートライブのアクセスに必要なパスワードです。
同様に、実店舗で行うライブのチケットも、QRコードなどに変更することで、ダウンロード販売に対応させるといいでしょう。

いずれも、PCやスマホにダウンロードすることで、それぞれのライブを観賞することが出来ます。

リモートライブの観賞方法

リモートライブの観賞は、ブラウザまたはアプリなどで行えるものがほとんどなので、メールなどに記載されたURLにスマホやPCでアクセスし、パスワードを入力すればリモートライブを鑑賞することが出来ます。

例えば、ZOOMを利用する場合、招待者にだけURLを送り、招待者はそのURLにアクセスして、パスワードを入力して参加します。

また、ZOOMであればWordPressと連動させることで、WEBページ上の配信リストから、アクセスさせることはもちろん。WEBページ上で直接観賞させることもできます。